SPEC
何故TYPE-Fは暖かいのか?
グラスファイバーで強化されたコンクリートと50mmの断熱材が一体成型された
床版商品GSパネルをTYPE-Fでは、標準仕様にして、高床式のウィークポイントである床下からの冷気の対策にしています。 壁面の外断熱と相まって、全体を高性能断熱で包まれた仕様なのです。
最新省エネ基準をクリアした確かな性能
“冬は暖かく、夏は涼しい”、全面外断熱の家
鉄骨が剥き出しの家と聞くと、その印象的に「寒いのでは?」と思われる方が多くいらっしゃいます。しかし、TYPE-Fは外壁全面と屋根に『ネオマフォーム』という板状のフェノール系断熱材を使用していますので、その心配はありません。むしろ現在日本で使用されている住宅用断熱の中でも、寒冷地にも対応可能な最上級の性能を有しています。右の図は外壁の構成で、鉄骨パネル全面に『ネオマフォーム』を入れているので、壁面全体が高断熱構造となり、これまでの木造住宅より格段に高い断熱性能を確保。これにより“冬は暖かく、夏は涼しい”という快適な居住性を実現するのです。2020年に義務化される予定の『H25年改正省エネ法基準』をすでにクリアしている断熱性能は、クールな見た目と“ローエネルギー”を併せ持つ、デイトナハウスの重要なパートとなっています。
この表は、一般の木造住宅商品で使用されているグラスウールより、TYPE-Fが採用する『フェノール系断熱材/ネオマフォーム』が格段に断熱性能が高いことを表しています。熱貫流率は対グラスウールよりも25%低く(熱伝導率が低い=断熱性が高い)、外部環境の負荷はすべて骨組みの外側でカットします。
外部からの冷気を防ぎ、外断熱で内部の熱を保温
グラスファイバーで強化されたコンクリートと50mmの断熱材が一体成型された床版商品『Gスラブ』を標準仕様にすることで、高床式のウィークポイントである床下からの冷気を対策。屋根・壁面の外断熱と相まって、全体を高性能断熱で包まれた仕様となっています。
『Gスラブ』を標準採用
床の下地には、板状断熱材を一体成型し たコンクリート板『Gスラブ』を標準で 採用しています。その断熱部分の厚みは 何と50mmもあり、床下からの冷気をしっ かりカットします。
大きな窓からの冷気を、窓面で和らげる
ペリメーターヒーティングが準・標準仕様※
TYPE-Fでは、オリジナルのスチールフィックスサッシでの大開口が多用されます。建築側からはそれは重要なコンセプトを支える大事な部分です。しかし、大きな開口部から伝わる冷気は、室内の居住性を損なうものですから、何とかしないといけません。デイトナハウス×LDKでは、PS社のペリメーターヒーティング(電気式)を準・標準仕様※にして、窓面の負荷を除去する工夫をしています。LGSパネルの寸法に製作された特注仕様です。環境工学に裏打ちされた、とても合理的な考え方。色の種類も80種類の焼き付けサンプルからお選びいただけます。しかし、基本は写真のように構造体のLGSパネルに合わせるのがオススメです。
※暖かい地域の場合、ペリメーターヒーティングを設置しない方法も選択可能です。本体価格には費用は含まれておりません。